徒然なる・・・

たわいのない日常雑記やらネタの下書き
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# 映画版「オペラ座の怪人」・テレンス・フィッシャー監督
先日、amazonから、テレンス・フィッシャー監督のオペラ座の怪人のDVD、デジタルリマスター版がお勧めされました。
最近、amazonでオペラ座の怪人を検索した記憶がないのですが、何故勧められてきたのでしょうか…。

テレンス・フィッシャー監督版…はて?見ていなかったっけ?
と、自分のブログを読み返してみると、見てませんね。
映画版「オペラ座の怪人」感想2・アーサー・ルービン監督 
こちらの記事で、アーサー・ルービン監督のを、テレンス・フィッシャー監督が作り直している、と書いたんですね。

だから、見た気になっていました。


アーサー・ルービン監督の作品よりも、ミステリー要素が強くなっている感じです。
クリスティーヌも、素直で可愛い性格になっています。
男性二人に言い寄られて、キャッキャ、ウフフ、そういう性格ではありません。
…名前が、クリスティーヌ・ダーエではなく、クリスティーヌ・チャールズになってましたが…。

アーサー・ルービン監督のファントムは、クリスティーヌのお父さん設定でしたが、それはありませんでした。
怪人になる前の名前がピートリー教授となっていて…こちらも、名前の変更が…エリックじゃないんですね。

ラウル子爵が出てこず、代わりに、ハリーというパトロン?舞台プロデューサー?が出てきます。
ハリーがラウル子爵の代わりのようです。
名前が違うという以前に、何もかも違う人物で、もはやオリキャラと言ってもいいでしょう。

ピートリー教授は、自分の音楽作品を有名な作曲家に盗まれ、激怒。
違う名前で出版されるくらいなら、と印刷された楽譜を暖炉(?)で燃やそうとしたところ、印刷所の床に飛び火。
消そうとしたら、間違えて薬品被っちゃって、顔にやけど。
という部分が、アーサー・ルービン監督の作品と同じになっています。
(ちなみに、この部分は、テレンス・フィッシャー監督の作品では終盤間近で明かされている事です)

ピートリー教授のオペラを、自分の作品として上演しようとしている悪い作曲家に腹を立てて、劇場に嫌がらせをしていたらしいです。
(劇場やオーケストラに嫌がらせをするのはオープニングから始まってます)

何故か、大道具係らしき人物が殺されてしまっています。

で。
ピートリー教授は、オーディションに来ていたクリスティーヌの声を聞き、自分の作ったオペラの主役として歌って欲しい、そうすれば、自分のオペラは完成する、と思い始めます。

悪い作曲家が、クリスティーヌにセクハラしようとしているのを知り、いきなり初対面(初対声?)で、やめなさい、行くな、と止めます。
良い人です。

クリスティーヌを地下へさらうシーンですが…
暖炉? ストーブ? をどかすと、壁に抜け穴があって、そこをピートリー教授を世話している小男(謎の小男…最後まで謎の人物だった)が、肩に担いで運んでいく、というもの。

あれー?
仕掛け鏡は?
鏡の中に浮かび上がるファントムの姿は?
地下水路を小舟で渡っていくシーンは?
(ないです)

さらってきたクリスティーヌに、何の説明もしないまま、歌の指導開始。
…ちなみに、地下のお部屋は、土むき出しです…。
パイプオルガンは、岩壁に直に設置しているように見えました。
どうやって設置した!?(そういうツッコミは無しの方向で)

休む間も与えず、歌え、歌え、歌え。
気絶したら水をぶっかける。
スパルタですねえ。

あ、一応の決め台詞「歌え、私のために!」はちゃんとありました。
あと、しきりと教授自身の胸を差し「(心を込めて、心から、心へ響くように)歌え!」とも言っております。

行方不明になったクリスティーヌを探して、やってきたハリーさん。
ハリーとクリスティーヌを取り合うとかもなく、彼女に歌わせたいんだ!一ヶ月…いや、二週間でいい、時間をくれ!…一週間でもいい!と懇願する教授。
それを聞き届けちゃうハリーさん。
そして、教授の身の上に同情し、歌う決意をするクリスティーヌ。

そして迎える本番。

ファントムの指定席である5番のボックス席にて、教授、クリスティーヌを見守ります。
堂々と歌い上げるクリスティーヌに、満足の涙。

…あれ?
シャンデリアが落ちる要素が無いぞ……


と、ここで、ピートリー教授の世話をしていた小男が、何故か天井付近をウロチョロしていて、それを見とがめられ、逃げる。
(…あ、まさか…)
追い詰められかけて、縄へジャーンプ!
しかし、縄の強度が足りず、ちぎれていく。
(ここかー! ここできたかー!)

あ、クリスティーヌ危ない!
とハリーさんが気付きます。
ピートリー教授も気づきます。

そこで、仮面を外し、5番のボックス席からクリスティーヌめがけでダイブするピートリー教授。
(何故、仮面を外す必要がある…)

いきなり降ってきたバケモノのような顔の男に、客席騒然。
そして教授は、クリスティーヌをかばってシャンデリアの下敷きになり、そのまま絶命。
(ちなみに、教授が仮面を外した顔が映し出されるのは、シャンデリアの下敷きになった、ここのみです)

そして、教授が被っていた仮面が、ぽっかりと映し出されて、エンドロール。


…嫌いじゃないですよ、こういう展開。
クリスティーヌ、良い子だし。
ドロドロ三角関係の愛憎劇もないし。


それにしても、ピートリー教授の世話をしていた小男は何者だったんだろう…。
教授の話でも、何者かわからない、ごくまれに狂暴性を帯びてしまい、人を殺したりしてしまう、との事。
大道具係とか、ネズミ取りの男とかは、その狂暴性によってやられてしまった模様。
エリックの残酷部分を、この小男に負わせたっぽい感じですね。
その分、教授の哀れさを引き出そうとしている、みたいな?

そんな内容でした。


調べてみると、オペラ座の怪人の映像化したもので、作った音楽を盗まれて、そのことが原因で(もみあった、奪い返そうとした、など)顔に傷を負ってしまう設定は、この作品の他にもまだあるらしいです…。
作りやすいんですかね、この設定…。
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# オペラ座の怪人 in 名古屋 パート2
昨年10月にも、名古屋公演見に行っております。
(記事 オペラ座の怪人in名古屋

二度目の名古屋でのオペラ座の怪人観劇日記です。

また無駄に長いです(笑)


今年1月に、転勤により関西方面へ引っ越してきました。
そして3月。
四季idメンバー(四季の会とは違い無料のもの、ネットでチケット予約ができる)用のメールが届きまして。
2016年8月21日に千秋楽、そして名古屋劇場も別の所に新しく作るから、今の劇場はさよならですよ、
というような内容が書かれてありました。

今いる所から名古屋までは、(新幹線使って)二時間半くらい。

「夫クン…名古屋のオペラ座の怪人、夏に千秋楽なんだけど、見に行っていい?」
「んー、いいんじゃね?」

ということで。
即、予約しようとサイトを開くと、千秋楽の日は完売。(早いね!)
無理か。
ならば!
と、千秋楽一週間前から数日の予約状況を見ると、何と、良い席が空いている。

ふっへっへっへ…これだぁ…。

と、千秋楽4日前のチケットを予約。
席は前から6列目。ど真ん中。
(最前列よりも、5列目〜8列目の辺りがシャンデリアの迫力が味わえるのですよ)

それで。
昨日、名古屋まで行って来たのですよ。

長くなったので、たたみます。
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# 宝塚DVD「ファントム」見ましたの
先日、宝塚で「エリザベート」を見て来た際に購入してきました「ファントム」見ましたのよ。
主演(ファントム)は春野寿美礼さん。

「ファントム」は、宝塚版「オペラ座の怪人」。
脚本は、アーサー・コピット。
遥か昔、NHKで見た様な気がしている、ドラマ版。そのミュージカル版。
過去の記でも書きましたが、音楽は、アンドリューロイドウェバー版に洗脳されておりますが、話はこっちの方が好みです。
何というか、少女漫画的な感じですので(^^;)


まず、第一声。
ファントム、美形やん…(そりゃあ、宝塚さんですから…)
醜い、と言うけれど、十分美形。
うっかり、彼を見てしまって殺されてしまうブケーも納得いくまい。

第二声。
…ジェンヌさんの区別、つかねえ… orz
これは、私の人間認識が甘い為だと思います。
だめですねん、服変っちゃうと、誰だったかわからなくなりますねん。
フィリップ伯爵と、ファントムのお父さんキャリエールの区別つかなかったですねん。
下手すると、キャリエールの事、髪の毛短くしたファントムか?とすら……。
(それは、いくらなんでも、認識できてないにもほどがあるぞ、自分…)


youtube動画で見た時にも思った、繊細な青年・ファントムが、可愛かったです。


シャンデリア、落ちました!
しかも、ファントムが颯爽と落としました。
(いや、銃で撃って落としたんで、颯爽じゃないじゃん、と言われるかもしれないけど)
良かった。
シャンデリアが落ちなければ、オペラ座の怪人じゃない!
ファントムは、きれいに、華麗に、シャンデリアを落とさねばならないのですよ。
…うん…糸ノコギリギコギコや、柱を力任せにドコーんドコーンと叩くのではなく…。
(よっぽどショックだったんだね、アーサー・ルービン監督版や、ダリオ監督版のシャンデリアの落とし方)

クリスティーヌを小舟に乗せて、地下水を渡って行くシーンありました!
良かった…。

地下に無数のろうそくもありました。
劇団四季の舞台以上のろうそくの数でした。


ドラマ版にもなかった、ファントムとクリスティーヌの両想い話で終わります。
(ファントム死んじゃうけど)
フィリップ伯爵、大失恋だね。
…個人的に、ファントムには両想いになって欲しいので、嬉しい。


しかし、ファントムが死んでしまった後の、演出が、よくわからず…。

ファントムの亡骸を、黒い影の集団がボートへ乗せるのですが…。
あの黒い影の集団は何?
DVDにある説明には、従者、とありましたが……。
ファントムに付き従う従者というと、ダリオ監督の時のネズミさんしか思い浮かばぬ…。
それは絶対にありえないし(笑)
何だったんでしょう。

ファントムが死んでしまった事で哀しみにくれたクリスティーヌは、思い出深い地下に足を向けるのですが…
そこで見たファントムの姿と、歌声は…?
幻なのか、クリスティーヌもファントムの元へ行った(後追いした)のか…。
聞き取った歌詞から推測すると、ファントムはクリスティーヌの心の中で生き続けています、みたいな事、かな?
彼が教えた音楽(歌)と共に。
…よくわかんない(・・?


歌の聞き取りやすさは、劇団四季の方が上だと思います。
ソロ部分の歌詞ならば、ほぼ聞き取れるので。
(三重、四重、と重なり、歌詞が入り乱れると、私の耳では無理ですが)


紳士度は、圧倒的に宝塚でしょうね(^^;)
四季版は、紳士的にみせかけて威圧的ですから…(まあ、それがファントムなのですが…)

仮面を外す、というか外した後は…
それぞれ、ファントムの性格が違い過ぎるので、何とも言えませんぬ。

特に、仮面を外した顔をクリスティーヌに見せるところはねえ。
宝塚版は、繊細ゆえに怒りより傷ついた感が強く。
四季版は、紳士然としてふるまっていたのが、豹変、となるし…。
…四季版の、後半での仮面を取った後の、何もかもかなぐり捨て自棄になりクリスティーヌを求めるファントムの姿は、圧倒されますが。
守ってあげたくなるのは、宝塚版ですね(^^;)


うん、どっちも面白い、よ?

見たかったアーサー・コピット版の宝塚バージョンを見れて、とても満足です。

と言う事で!

17日に、名古屋まで行き、劇団四季のオペラ座の怪人を、またもや見てきます!
これは、結構前からチケット取って決めてた事なので。
結構良いタイミングで宝塚版を見れて、本当に満足です。
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# 横須賀鎮守府行ってきました!
横須賀軍港巡り、という、45分のクルージング行ってきました。
楽しかったーーーー!

いずれ、写真を……アップするかなあ?





ここから、またもやオペラ座の怪人についての語りまくり日記となります。


ちょっと、オペラ座の怪人25周年記念inロンドンのDVD見直してたんですよ。
何度も言うけど、シャンデリアの落下しないオペラ座の怪人は…。
それ以外は、本当にすごい舞台だったんですよね。
ロイヤル・アルバート・ホールという舞台と、広さと、音響と、証明と…。
演じている人たちの声量と演技力の凄さと。
豪華絢爛。
本当にすごい。

…スクリーン使うのは卑怯じゃなかろうか、と思う所もあったりするけれど。
すごいんですよね、あの舞台は。

25周年記念だから、格別豪華になったというのはわかるのです。
それを差し引いても。
日本のは、ああいうレベルには、全く達しないと思えてしまいます。
何というか、土台が違うというか……
追いつけないだろうな、と。

でも、わっちは和製のオペラ座の怪人の舞台が、どうしようもなく好きなのです。


今日、31日も名古屋に行くかも知れない、という予定だったのですが、先々週行ったので、今日はなし、だったのですが、行けてたかもなあ、という思いでロイヤル・アルバート・ホールの公演DVDを見てた次第です。

オペラ座の怪人のミュージカルDVDって、これだけしか映像化されてないから、これを見るしかないんだよね……。
劇団四季版のも、一つ作って欲しいよねえ(版権とかの問題で出来ないらしいけど)
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# オペラ座の怪人in名古屋


……何してるんだろうねえ、私って奴ぁ(笑)

もはや先週の事ですが、名古屋行ってきました。
メインはオペラ座の怪人。

あとは名古屋城とか、徳川美術館とか、熱田神宮とか。
徳川美術館と、熱田神宮の宝物館のどちらでも、古田織部の茶器展示していて「へうげてる! へうげてるよ!!」と大興奮してきました。

金のしゃちほこがかすかに見える名古屋城の写真。




オペラ座の怪人の観劇は一人だったけど、観光は夫クンと一緒に回りましたよ、うん。
(何故か力説する(笑))


新名古屋ミュージカル劇場のロビーにあった、クリスティーヌの控室再現。
みんな写真撮りまくってた。


クリスティーヌの机の上は、こんな風になってるんだね。
こういうのも見る事が出来て、すっごく嬉しい。



札幌の四季劇場しか知らなかったので、名古屋劇場に行ってみて、でかさに驚きました!
札幌の劇場って小さかったんだ……。

一階席取ったのですが、二階席と被る位置。
うーん、二階席の最前列取った方が良かったかも?
と、少しだけ思ってしまいました。
(だって、ファントムが劇場上に居る時、あまり見えないんだもの…舞台も結構遠い…)

一階S席だから、とオペラグラスを持って行かなかったのですが、持って行けば良かった(^^;)


劇場が大きいためか、札幌で観た時よりも全体的に暗く感じてしまいました。
あと、演出も少し違っていますね。

一番大きな違いが、前半ラスト付近で、クリスティーヌとラウルが告白し合うシーンを垣間見て、ファントムが嘆き悲しむシーン。
札幌では、オペラ座の天使像に乗って空中から歌ってました。
名古屋劇場では、ガーゴイル像の頭に現れ、歌っていました。

映画版でもガーゴイルの影から現れていたので、多分、アンドリューウェイバー本人の演出ではガーゴイル像なんでしょうね。
札幌劇場では、ガーゴイル像を置く場所がないから天使像になった、というところかな。

あと、クリスティーヌの父親の墓前で、ラウルに対しファントムが火花を散らすシーン。
札幌では、床からパシュ!パシュ!と火花が上がってた気がするのですが、名古屋劇場では、火玉がラウルめがけて飛んで(?)いってました。
…ちょっとヘロヘロ〜という風にも見えちゃいましたが(^^;)

ふーむ、劇場によって見せ方が違うものだな、と感心することしきりでした。

当たり前ですが、演じる人によっても、動きが違うし。

今回、名古屋で見たファントムは芝 清道さんという方が演じられておりました。
前半の、地下水道を小舟で渡ってくるシーン。
♪愛しいひとよ 今宵も君の心にひそみて
の部分を聞いた時には、結構、朗々たるトップテナーで、お!? と、小さく驚いた声を出しちゃいました(^^;)
聞きなれている声がバリトンのが多かったものですから。

ですが、歌い方でちょいと気になったところが……
「人生」を「じんせぇえー」と、「運命」を「うんめぇえ」と歌っていらして……。
う…うーーん? それはどうなんだろう、と。

あと、クリスティーヌ役の苫田亜沙子さん、とても綺麗なお声なのですが、ファントム役の芝さん、ラウル役の鈴木涼太さん(あ、この人、キャッツで鉄道猫やってた時あった! そして、それ観てる!)の声量に挟まれて、若干、物足りなさを感じるような…。
いや、苫田さんはお上手なのですよ?
ですが、ファントムとラウルの間で歌う時に、んーー?と思ってしまったものですから。

コミカルな支配人、フィルマンさんを札幌で演じておられたのは青木さんという方。
名古屋では平良交一さん。
「じじいのドンファンは せめて痩せてくれなくては」みたいな歌詞があるのですが、青木さんは、そこでドンファン演じる役者さんのお腹をのぞき込む仕草があったのですが、平良さんは、ふむふむ、と頷く感じでした。

どっちが好きというわけではなく、思わず比べてしまうんですよ。


札幌で観劇して感激した時(あ、ダジャレになってる)の興奮は結構冷めているので、一線引いた見方ができた気がします。

でも、うん、何のこうの言って、やっぱり面白いです!

観終わった後、ロビーに設置しているクリスティーヌの控室の所で写真を撮ってきました。
側にいたお嬢さん二人にカメラ手渡して、撮って下さい!と。
お礼に、私も、そのお嬢さんたちを撮りましたよ(笑)



しかし、名古屋まで見に行くか、私……(苦笑)




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後日(10月29日)、ロングランキャストを聞き直したら、昔から「じんせぇえ」、「うんめぇえ」と歌っていた事判明!
そうか…そういう発音で歌ってたんだったのかあ…。
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# 2005年映画版「オペラ座の怪人」の吹き替え
2005年、ジェラルド・バトラー主演の映画版「オペラ座の怪人」
…の吹き替え版を見ましたよ!

映画版「オペラ座の怪人」感想3・ジェラルド・バトラー主演
の最後に書きましたが。

高井ファントム
佐野ラウル

この組み合わせが聞きたかった!

私、劇団四季のオペラ座は、佐野ファントムを生で見聞きし。
CDでは、初代・市村正親ファントム、ロングランキャスト版・山口祐一郎ファントム、ロングラン10周年記念キャスト版・今井清隆ファントムしか知らないのですよ。
…ちなみに、このCD3枚の中なら、山口ファントムが好きです。

(あ、英語版は、オリジナル・ロンドン・キャスト盤CDのマイケル・クロフォードさんのファントムと、DVDでロンドン25周年記念公演のラミン・ファントムは聞いてますが)

高井ファントムの評判は、あちこちで高かったので、とてもとても興味がありました。
(札幌公演でも、高井さんがファントム演じた回はあったようなのですが…
もっと最初から興味持っていれば、生で観れたのに。
きぃ! 自分のお馬鹿!)

佐野ラウルも、評判が良かったようです。
…佐野さんがラウル演じていたのは、ファントムを演じる以前の事なので、今では、もう舞台上で見る事はかなわないと思っています。

佐野ラウル。
おぉう、これはこれは、確かにどこかで見たけれど、ラウル初々しい、かわいい。

高井ファントム……
すげぇ!
何ていうか、ファントムの「自信過剰さ」が、とっても出ている歌声だと思います。
ほ、褒めてますよ!?

…映像によるところは大きいと、わかってるから、極力、映像は見ないで、歌だけ聞いてました…。

確かに、高井ファントムは凄いかもしれない!
…でも、佐野ファントムの、泣きそうな時のかすれ声が、私、とっても好きなんだよなあ…。


さて。
この吹き替え版ですが。
見る前に少し調べていたのですが、若干、評判が良くない部分があったんですよ。

聞いてみて納得。

その理由。

地上波放送をした時に吹き替え版を放送したようなのですが。
その時、放送時間枠に収めるよう、元の映画からカットされた部分がいくつかあったらしいのです。
映画を地上波で放送する際、CMが入る事などから、よくある事ですね。

で。

そのカットされた部分の吹き替えは、全くされていません!

だから、時々、全く違う声で英語をしゃべりだす!

吃驚するよ!

せっかくブルーレイディスク版出して、吹き替えのも入れたなら、全部吹き替えしようよ…。

口の動きと台詞や歌詞があってないのは、しょうがない。
言語が違うんだもの。
その事には、全く文句は言いませんよ。

売り出すなら、全部吹き替えしようよぅ…。

という、ちょっとした、しょんぼり感のある物でした。
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# ドラマ版「オペラ座の怪人」5・トニー・リチャードソン監督(アーサー・コピット版)・感想編
アンドリュー以下略版(別名・劇団四季版)の「オペラ座の怪人」にはまった私ですが。
物語の内容・流れは、こちらのアーサー・コピット版(別名・宝塚版)の方が好みです。
…音楽はアンドリュー・ロイド・ウェバーの方が好きです、というか、刷り込まれてます。


こちらのファントムはとっても人間的です。
原作の、ストーカーまがいな部分や、気分屋で気まぐれで癇癪持ちな部分はほとんどありません。
むしろ、恥かしがり屋でナイーブな青年。
(オジサマじゃないのですよ、ラウルとタメはれるくらいの青年なのですよ)
しかも、そこそこの常識を持っていらっしゃる!
(原作やアンドリュー以下略版のファントムは…ちょいとズレた感が否めませんから…特に原作の方…)


冒頭で、首になった支配人・キャリエールとエリックが会話するシーンがあるのですが。
何となく素直で、ちょっとへりくだった口調で、旧・支配人さんと話すのですよ。
しかも、よくしゃべる(笑)

新支配人が、5番ボックス席(ファントム・エリックだけの専用席、絶対に空けておかねばならず客を入れてはいけない)に客を入れてしまった時は
「申し訳ないが、ここは、私の席なのですよ」
と、きちんと声のみだけど断りを入れているし。
(いきなり、攻撃を仕掛けたりしない)


原作や、アンドリュー以下略版にはない、クリスティーヌと出会うシーンがきちんと描かれてます。
理由あってオペラ座の隅っこに居候させてもらう事になったクリスティーヌが夜に地下を探検して、歌っている所に、エリック(ファントム)が、何だろう、綺麗な歌声…とやって来て出会うわけです。
そのシーンもね。
「お、驚かないで! 僕は音楽の心得があるんだけど…その、君には才能がある、そう、だから、良かったら、君の音楽の手ほどきをしたいんだ…」
みたいな感じな事を、ちょっとオドオドしながら言うのですよ。

何、この可愛いファントム!

アンドリュー以下略版のファントムなら、高飛車に「娘…もっと上手くなりたくないか」と言ってくるでしょう(笑)

他にもね。
クリスティーヌのオーディション用にドレスを嬉々として用意したり。(…手縫い?)
着付け(というか、髪のセット?)を手伝ってあげたり、とか。
そのオーディションを心配して、オペラ座の外で行われているのを、こっそり聞きに行っちゃうとか(それまで、オペラ座から一歩たりとも出た事がなかったらしいですよ)
成功したクリスティーヌからの報告を、一人、地下で寂しく待ってる姿とか。
クリスティーヌの、初のオペラ座舞台が、とある人物の意地悪で失敗してしまった時の、オロオロする姿とか、パニくったところとか。

すんげー、可愛いんですけど、このファントム!

人殺しもしてしまう事はしちゃうのですが…。
何ていうか、あんまり陰惨じゃない。
ホラーテイストがほとんど無い。

地下のエリックの隠れ家の周囲に作られた、作りものの動物や、植物のある人工の森で、クリスティーヌとピクニックもどきをする時の、「ここは僕の楽園なんだ」と言うところとか、かいがいしく敷物を敷いたり、食器を取り出したりするところとか。

もう、本当、可愛い!

エリックのいる作られた森と、本物の森とのギャップに泣けてきたりもします。
しかも、「音楽の王国」(by 劇団四季版)ではなく、「楽園」ですよ…。
もうね、本当にお外に出た事ないんだな、と…。


クリスティーヌも、アンドリュー以下略版よりは、素直ですよ。
…まあ、「私を愛してるのなら」を、エリックにも、フィリップにも言うようなところは、ちょっとアレですが…。

オーディション後、エリックを一人きりにしてフィリップと出かけてしまった事を、最初、隠そうとしますが、すぐに、「ごめんなさい、本当は出かけてたの…ごめんなさい、待っていてくださったのですよね」と素直に謝るし。
エリックの素顔を見て気絶してしまった後、「嫌ー、地上に帰してー!」と泣き叫んだ事を後悔して、謝らなきゃ!と決意するし。
芯のしっかりしている素直な娘だと思いますよ。
(繰り返し言いますが、「私を愛してるのなら」を両方へ繰り返すのは、ちょっとアレですが…)

エリック、クリスティーヌに素顔見せて、気絶させてしまった後、荒れに荒れますが、クリスティーヌが逃げてしまった事を知ると、荒れた隠れ家で、寂しそうに歩き回って…そのまま、寂しさで死んじゃいそうな感じでしたよ!
寂しくて死んじゃうとか、ウサギか!ファントム!
ああ、もう、本当にファントム・エリックってば可愛い子。


とまあ、何かと私の心をがっちりつかんでしまうファントム・エリックでした。


仮面を外すシーンはありますが、絶対に素顔は映りません。
仮面外した! … と思ったら、その下にまた仮面。
あれ、これ笑ってもいいんだろうか、という場面が結構あります。


感情によって付ける仮面も変わります。
怒っている時は真っ黒な仮面とか。
悲しんでいる時にはピエロの仮面とか。
それだけなのに、ちゃんと感情や表情が伝わるという。
(ずっと以前に見た映画、「V フォー・ヴァンデッタ」で、仮面なのに感情がわかる、というような旨を書きましたが、今回もそんな感じでした)


あ、ちなみに、この「オペラ座の怪人」、ラウル子爵は出てきません。
クリスティーヌの恋の相手は、何故か、兄のフィリップ伯爵の方です。
その辺の変更は、どんなこだわりがあるのか、よくわかりません(^^;


ラスト付近の「ファウスト」のデュエットは、演出が臭い、と思いつつ、感動せざるを得ませんでした。
…苦手な人は、すごく嫌う場面でしょう…。

アンドリュー以下略版のファントムにも思う事ですが…。
エリック、生きて欲しかったよ…。


あ、カルロッタさんの存在感はすんばらしいです!
やはり、この人あってのオペラ座の怪人!(笑)


連続して映像化された「オペラ座の怪人」を見続けましたが。
最後にこれで、本当に良かったな、と思います。
…いや、あのネズミさんに育てられたファントムでも良かったかもしれないですけどね、ツッコみ所多すぎて(笑)



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# ドラマ版「オペラ座の怪人」5・トニー・リチャードソン監督(アーサー・コピット版)・あらすじ編
ドラマ版「オペラ座の怪人」
トニー・リチャードソン監督
アーサー・コピット脚本
1990年


私が大学1年の時の、深夜のNHKで見たものはこれだったようです。
確か、前後編に分けて、二晩に渡って放送していたはずです。

DVDにはなっておりません。
(北米版DVDと、韓国版DVDはあるようです、むろん日本語の字幕はないです)
日本語字幕対応のものは、ビデオテープのみで、今は廃盤。

ですが、12月1日でも書きましたが、ネットは広大なのです。
(ですよね、草薙素子中佐)

ユーザー登録が必要なniccnico動画サイト、検索「ミヤミヤ暗殺帳」(吹き替え版、画質悪し)
登録必要なしyoutube動画サイト、検索「 Kopit ver.」(字幕版、それなりにきれい)

140分近くあるので、どちらも長いです。
片方は6分割、片方は21分割でアップされてます。
(ずっと消されないと良いなあ…消される前にDVD版発売して欲しいなあ…)

アーサー・コピット版、もしくは宝塚版と呼ばれているようです。
…そうか、宝塚で上演してるんだ…
機会があれば、是非とも見…あ、DVD版出てる…けど、レンタルはしてない…ちぇ。
2008年と2010年には、大沢たかおさんが、今年2014年は城田優さんが、演じた舞台もあったようです。
一度も見てません。


あらすじを追ってみたところ、思ったより長くなりました(^^;
なので、あらすじと、思った事を分けて書いてみました。

完全ネタバレなので、途中から追記に!

----------

オペラ座に憧れる少女クリスティーヌ・ダーエは、街角で歌っていたところをフィリップ・シャンドン伯爵に認められ、オペラ座の支配人キャリエールを紹介してもらう。
けれど、訪ねていった所、ちょうどキャリエールは解雇されてしまった後だった。

新支配人はショレ。
妻はカルロッタ。
ショレはカルロッタをオペラ座のプリマに据えて、二人で権勢を振るおうと意気込む。
(ちなみに、この時、衣装係…こっちでは大道具係ではなく衣装係…のブケーはうっかりと、足を踏み入れるな、と言われていた地下へ入ってしまい、殺されてしまうのですが、死体もなく、行方不明扱いされてしまう)

フィリップ伯爵の紹介でやってきたクリスティーヌを、ショレもカルロッタも無下にはできず(伯爵はオペラ座のパトロンなので)、いなくなったブケーの代わりに、とカルロッタの衣装係にしてしまう。

住む所もないクリスティーヌは、門番(だったかな?)の計らいで、住む場所が見つかるまで、こっそりとオペラ座の片隅に住まわせてもらえることになる。

一方、解雇されたキャリエールは、地下へ赴く。
仮面をつけた青年(エリック)が、禁則地である地下へ見知らぬ人間が来た事、そして、新しくきたカルロッタの歌声が我慢ならない!とキャリエールに訴える。
キャリエールは、自分はもう支配人ではなくなってしまい、どうにもできないのだ、と告げると、エリックは驚く。
(そして悲しんだようにも私には見えた)

エリックは、カルロッタ夫妻を追い出そうと画策を始め、いろいろな異変がカルロッタやショレの周辺で起きるようになる。
キャリエールが立ち去り際に言った「ファントムの存在」が、まことしやかにささやかれるようになるのだった。

オペラ座にこっそり住まわせてもらう事になったクリスティーヌは、行ってはいけない、と言われた地下まで降りて行き、一人でこっそりと歌を歌う。
それを聞いたエリックは、亡き母と同じ顔、同じ声のクリスティーヌに見とれ、一流のオペラ歌手にしようと誓う。
エリックは、クリスティーヌに「歌を教えるが、自分は普段弟子を取らない、弟子入りを希望する人が出て困る、だから、この事は人に言ってはダメだし、自分の素性を知られないように、仮面は被ったままだ」と告げる。

幾度かレッスンを重ね、歌手としての実力は備わった、と判断したエリックは、オペラ座の前にあるビストロで行われるオーディションに出場するよう勧める。
クリスティーヌはそのオーディションにて、キャリエールやフィリップ伯爵、ショレ、カルロッタ、その他の団員の前で見事歌い上げ、大絶賛を受ける。
次の演目『タイターニア』で主役でも良いだろ、と言われるほどだった。
それを扉の外で、満足そうに聞いているエリックの孤独な影があった。

その日の夜、エリックはクリスティーヌの成功の報告を、一人地下で待っていたが、クリスティーヌはフィリップ伯爵と森へ出かけていた。
そこで、二人は幼馴染で会った事が判明する。


『タイターニア』開演前クリスティーヌは、カルロッタにハーブティーを勧められる。
しかし、そのハーブティは一時的に声が出なくなるもので、クリスティーヌは舞台途中で歌えなくなってしまう。
その様子を5番ボックス席から見ていたエリックは、驚き、とっさにシャンデリアのワイヤーを解き(切ったのかな?)、シャンデリアを落とし、観客の目の前でクリスティーヌをさらって行ってしまう……。
「こんな汚れた場所に、この娘を置いてはおけない!」と…。

で、お約束の地下水路をボートで渡るシーンが続き。

クリスティーヌは地下の隠れ家へ。

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| comments(0) | trackbacks(0) |ドラマ版「オペラ座の怪人」5・トニー・リチャードソン監督(アーサー・コピット版)・あらすじ編 | category: オペラ座の怪人 |
# 映画版「オペラ座の怪人」感想4・ダリオ・アルジェント監督
映画版「オペラ座の怪人」
ダリオ・アルジェント監督
1998年の作品です。

ちなみに、この監督、この作品のおよそ10年前の1987年にも「オペラ座/血の喝采」という映画を作っているらしいです。
見てません。

で、映画通なら、この監督の名前を聞くと、ああ、あのホラー映画監督の…というらしいです。
私は知りませんでした。

有名な作品というと…「サスペリア」や「インフェルノ」、「ドラキュラ」(正しくは「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」)でしょうか。

「サスペリア」も、「サスペリア2」も、「インフェルノ」も見ているはずなのですが(サスペリア3部作と言われています)、まったく覚えちゃいません。
それだけ、私には合わない映画だったんだなあ、と思っております。

で。

この監督の「オペラ座の怪人」ですが。
この監督のホラーの描き方は、人が次々殺されて、しかも梨汁プシャーならぬ血飛沫プシャー、時々エロ、なので…まあ、お察しください。

ゾンビとか、ソウシリーズよりは…あれらよりはスプラッタではない…と思う…気がします…(自身無し)
13日の金曜日…全く見た事無いので、どれほどのスプラッタか、比べようがないので…。

あ、ホラー映画監督で思い出しました。
「エルム街の悪夢」のフレディ役を演じているロバート・イングランド主演の「オペラ座の怪人」もあるそうです。
ダリオ・アルジェント監督の映画で懲りた私は、フレディ版(違)「オペラ座の怪人」は見てません。
何か…ホラーの度合いが違うんだもの……。
(ちなみに、フレディ版「オペラ座の怪人」は1989年に、そして1991年に続編が出てます、なってこったい)



閑話休題(話を戻しましょう)

以下、内容が順不同の説明&感想。
(内容が前後してるのは、よく覚えていない所為です)
いつも以上に長いのは、作品自体が入り組んでいる、というか、無関係な場面などが多々あって、どうまとめたら良いのか分からなくなったので、思いつくまま書いたためです。


ダリオ・アルジェント監督の「オペラ座の怪人」は、なんと、ファントムは仮面を付けておりません。
それどころか、金髪で、筋肉も程よくついたイケメンさんです。

子供を産んだが育てられないらしい夫婦が、パリの下水に赤ん坊を捨てる所から始まります。
赤ん坊は、下水を流れて、流れて、流れて……

流れていく「それ」を見ていたネズミさん達が、何事か、と言う感じで赤子の入ったカゴを水から引き揚げます。
(ネズミが演技してるよ、と、そこに関心しました)

そうして、本来なら死んでしまうはずだった赤ん坊は、優しい(?)ネズミさん達によって生きながらえ、ネズミさん達によって育てられたのでした。

…まあ、なんてファンタジー(笑)
そんな所から始まります。


パリオペラ座には、幽霊が出る、という噂が流れています。
(これはお約束です、これは絶対基本条件と言って良いと思います)

主演のプリマは、当然、気位の高いカルロッタ。
この人は出てこなきゃオカシイですもんね(笑)

それはさておいて。
地下からネズミが、わんさか湧いてきていて、捕まえても捕まえてもラチがあかない、とネズミ取りのオジサンがぼやきます。
…このネズミ取り、原作でも出てたけど…普通にモブだった気がするんだけどなあ…。
この作品では、妙に重点をおかれています。

クリスティーヌ(何と、ダリオ監督の実の娘さんが演じてます)が、夜に一人で練習していると、いつの間にか金髪のイケメンさんが立っています。
そんで、クリスティーヌをいきなり抱きしめたりしちゃいます。

クリスティーヌもさほど抵抗してないし…
見知らぬ人が、知らない間に立って見つめてて、いきなり抱きしめてきたりしたら怖くないのだろうか?
イケメンだからOKなのか?

まあ、それは置いておいて。
このイケメンさんが、ネズミさん達に育てられた赤子の成長した姿なのですね。
…ネズミさん達は、よほど人間界に精通していらっしゃるらしく、この青年(まあファントムなんですが)の着ている物は、素晴らしく整ったもの。
御髪(おぐし、と読んで下さい)もきれいに整えられ…。

どうやって育てたのか、とても気になるところです。
ちなみに、ファントム、字も書けます。
とても、綺麗な字です。
ネズミさん達ってば、文字まで知ってて、教えられたのね、すごいわー。


原作でも、アンドリュー(以下略)版ミュージカルでも殺されてしまう大道具係がいます。
やっぱり、この作品でも殺されちゃいます。
ちなみに、彼女持ちで、この彼女も一緒に殺されちゃいます。
その殺され方が、ブーランブーラン首に縄でブーランブラン、なんてもんじゃなく、とがった岩に垂直に叩きつけられグッサー、とか。
彼女の方も、舌をびーっとびっぱり出され、それをファントムに噛み切られたり、と、若干スプラッタです。


さて、ラウル子爵。
……ここまでどうでも良いと思えるラウルに出会ったのは、初めてです。
なんていうか…イケてない。
見た目も、態度も、イケてない。
クリスティーヌに惚れているらしいのですが、告白しても「お兄様になってください」という振られ方をしたりする人。
ロン・チェイニー主演の作品に次いで、珍しく、ラウルのお兄さん、フィリップも出てきますが…。
振られた弟を慰めるため、阿片窟(阿片も吸える娼館かも)に連れて行くくらいの役目です。

まあ、そこの映像は若干、禁則事項。
っつーか、ダリオ監督、実の娘に何つー演技させてるんすか……(呆)


オペラ座の幼いバレエダンサーたちを可愛がっている先生がいるのですが。
これまた、ロリコンさん。
一人の少女に特別レッスン(だったかな?)と称して、イヤーンな事に持ち込もうとするのですが。
逃げ惑う少女は地下へ。
それを追ってくるロリコン先生。
そのロリコン先生を、ガブリ、と噛んで殺してしまうファントム。
結果的に助けられる少女。
小さい子には優しいのか「早く帰り給え、ここのことは言うな」などと言って少女を逃がすファントム。
…まあ、戻った少女は泣きながら幽霊が出た、人を殺した、と訴えるんですけれどもね。


先ほど書いたネズミ取りオジサン、執拗に執拗にネズミを取り続け、何故か取ったネズミの尻尾を切り落とし瓶に詰めて飾るという変人さんなのですが。
そのオジサンがネズミ取りを仕掛けていると、目に見えない力が働き、自分の手をネズミ取りにバチン!と…
その手当のシーンも、ちょっとスプラッタです。

まあ、これはあれです。
育ての親のネズミさん達をいじめる人間は許さない!
と、ファントムが何かしたらしいのですが、ここの目に見えない力は謎のままです。

このネズミ取りのオジサン、こういう目に逢った事もあり、ネズミ根絶やしに執念を燃やします。
ネズミを一網打尽にする機械(耕運機みたいなもの)を作り、相棒と嬉々として地下でネズミ狩りをするのですが、何かのはずみ(岩にぶつかったんだったか、ハンドル切り損ねたんだったか忘れました)で、機械転倒。
ネズミを真っ二つにするための刃が、相棒に…。(だったと思う)
また、転がり落ちて機体の下敷きになったネズミ取りのオジサン…ところがどっこい、このオジサンは、顔と言わず体と言わず傷だらけになりながらも生きていたよ!


そんな間に、ファントムとクリスティーヌは恋に落ちてました。
…どこで、どうやって恋に落ちたか忘れるくらいです。
地下へと連れられていき…
お約束の水路をボートで渡るシーン。
そして、隠れ家にあるパイプオルガンを弾き、「歌え!私のために!」(Sing for me!!)
…ここで、その台詞使用しましたか…。
まあ、問題はないですが…。
そして、そのまま禁則事項。
ダリオ監督、実の娘の生尻を観客に見せたかったらしいです……。

それはともかく、パイプオルガンとか、ベッドとか、調度品とか。
…どうやって集めたのかしら…
ネズミさん達、よっぽど有能なんだなあ…。

で、ファントムとクリスティーヌのイヤーンなシーンを、ネズミ取りのオジサンは目の当たりにしてしまいます。

ちなみに、その後、ファントムは、育ての親であるネズミさん達と、まさに禁則事項。
で、クリスティーヌはドン引きして逃げます。
そりゃあ、そうだ(笑)


忘れてましたが、ここはオペラ座。
「ドンファン」を演じる事になっているのですが、そのプリマはクリスティーヌにしろ、という謎の脅迫状が届きます。
経営側は無視。
主演はカルロッタさんですよ。

それを知り、「ほほぅ、私の忠告を無視するとは…」(この台詞はありません)とばかりに、報復をするファントム。

上着を脱ぎ半裸になって(とても良い体つきでございました)、でっかいハンマーで、柱を、ドゴーン!ドゴーン!
一心不乱に、ドゴーン!ドゴーン!
……ち、力技!?
力技すぎるだろ!!!
お前、人間か!?
…あ、ファントムか…。
ってか、それでオペラ座ごと潰す気!?
下にはクリスティーヌもいるんだよ!?
これに比べたら、まだ、糸ノコギリでギコギコの方が人間味があるよ(涙)

まあ、その超・力技による破壊工作のおかげで、シャンデリアは落下。
…お約束のシーンが、これほど無感動に見えるとは…。

まあ、ホラー監督が作る映像ですから、シャンデリア落下=阿鼻叫喚地獄。
…そこまで酷くはないです。
カルロッタは、大道具で頭打つくらいの軽症ですんだはずで、生き残ってます、良かったね、カルロッタ。


仕方なしに、脅迫状通りにクリスティーヌをプリマにして再演する事に。
…シャンデリア落ちて客席めちゃくちゃ、それに柱壊された割に、復興早くないですか?

クリスティーヌは、シャンデリア落下の阿鼻叫喚地獄を目の当たりにして、怖くなるわけです。
そりゃあそうだ。
そこですがりつくのが、あのイケてないラウル。
…あ、そういえば、君、いたね…。
(もう少し前から登場してます、地下から逃げてきたクリスティーヌを慰めたりしてたはずです)

「私をお助けください」
「大丈夫、私がついている」
という、オペラ座屋上でのお約束のラブシーン。
それを見てしまう、これまたお約束のファントム…。


で、クリスティーヌ主役で「ドンファン」は上演されるのですが。
そこへ、現れるネズミ取りオジサン!
出てきました!
舞台の上へ!

そして上演中なのに、クリスティーヌを指さし大声で言います。
「こいつはファントムの女だ! 一緒に寝ていやがった!」
客席騒然!
クリスティーヌも茫然…。

そこを、5番ボックス席(ああ、そういえば、そんな決まり事も…)から飛び出したファントムが、かっさらって、また地下へ。


追いかける警官(何で追いかけるんだろう…)
屋上でラブシーンを演じた以上、追いかけざるを得ないラウル(笑)


「再び来るのだ、光なき、我が心の牢屋へ、地獄の闇の中に」(この台詞はありません)
と、クリスティーヌを閉じ込めようとしてたのか、どうか、定かじゃありませんが、クリスティーヌ嫌がります。
そりゃあ、まあ、ネズミさん達と禁則事項な変態さんなわけですから……。

そんなことお構いなし(?)に、一緒に逃げようとしているところへ、ラウル登場。
ライフル銃持ってます。
ファントム、「撃つが良い」みたいな事を言って、カッコつけて近寄り、撃たれてます(笑)
何なの、一体、君、何がしたいの?

そして、それに「いやーー、生きてー!」と言わんばかりに、駆け寄りすがりつくクリスティーヌ。
…何なの、一体、君、どっちの味方なの?

至近距離で撃たれた割に(しかも、確か胸を撃たれた気がする)、しぶとく生きるファントム。


ボートのある所まで二人を案内し、「光の中で生きて行け…」とか、そんな事を言ってクリスティーヌをラウルへ。
…そういえば、忘れてましたが、クリスティーヌ、ファントムからかなりデザインチックな指輪を貰って指にはめています、この時も。
(アンドリュー以下略版では、指輪はラウルが先に贈ってそれをファントムがむしり取りますよね)


ファントム、追いかけてきた警官たちを、バッタバッタをなぎ倒し(力技で)、クリスティーヌたちを見送ります。
(なぎ倒しながら)

ボートを漕ぎ進むラウル。
クリスティーヌ、「愛しい人ー! あなたー!」みたいな事を叫びながら手を伸ばしますが、まあ、ボートは進んでるので、ファントムとの距離は遠くなるばかり。

いよいよファントムの怪力も、命も尽き、水路へ…

泣き叫ぶクリスティーヌ、指からはファントムにもらった指輪が、ファントムの後を追うように、スルリと抜け水底へ……
(あら、こう書くと少しロマンチック)



一方、空気になりボートを漕ぐだけのラウル。

ボートの上で哀しみにくれるクリスティーヌのアップ。

で、終わりです。




うん、何がしたかったの、ホント、これって何だったの?
クリスティーヌはファントムに惚れてたんだね、ってのはわかったけど…。

音楽の天使はどこに行った!?
(今更、そこをツッコむのか、私…)

あと、ファントムがしょっちゅう「闇に生きし物」とか言いますが、ネズミさん達の事です。
素直にネズミって言えば良いのに、…厨二か!?
と、そこにツッコみながら見てました。

いや、もう、何にツッコミ入れて良いのかわからぬ。

クリスティーヌは、何故逃げなきゃならんかったんだろう…
・ファントムの女だ!と公衆面前で言われたため(オペラ座にいられなくなるから)
・舞台に登ってきた配役でもないネズミ取りのオジサンとの関連を尋ねられそうになったから(オジサンの発言内容はともかく、オジサンとは無関係なのに)
・何か、ノリで…(追っかける方も、何か勢いで…)

私としては、この映画においては、何かノリと勢いで、というが正しいように思えました。




| comments(0) | trackbacks(0) |映画版「オペラ座の怪人」感想4・ダリオ・アルジェント監督 | category: オペラ座の怪人 |
# 映画版「オペラ座の怪人」感想3・ジェラルド・バトラー主演
映画版「オペラ座の怪人」
2005年の作品。
ジョエル・シュマッカー監督、ジェラルド・バトラー主演。
ミュージカル映画。
音楽担当が、アンドリュー・ロイド・ウェバー。

なので、アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルの映画化。
と言われております。
いや、本当、そのままでしたよ。

で。
映画見た直後の自分の感想を探したのですが、見つからず…。

はて、書いた記憶はあるのだけれどもな。
映画公開は、2005年。
という事は、このブログでは無かったのかもしれない…。
(このブログは2005年の10月から書き始めています)

と、ここを借りる前に使っていたブログ(まだ退会届を出していないため、ログは残っている)を探し出した所。

ありました。

2005年2月4日に見て、感想を書いています。
http://yaplog.jp/chakky/archive/91

んで、自分の書いた感想を読み返して…。
私、ミュージカル嫌いだっけ(笑)
と思ってしまいました。
嫌いと言うかね、セリフを全て歌にされてしまうと、聞き取れない、という頭の悪さ・聞き取り下手があるものですから…。
それが、こんなに、オペラ座の怪人にはまるとは、あの頃の私じゃ夢にも思うまいて。

で、過去の感想に書いていた一部分。
「怪人の最後…クリスティーヌがいなくなった後で警官達が棲家に駆け込んだ時には火の海で、そして沈下した後の怪人の焼け焦げた死体にはクリスティーヌの指輪が光っていた…
という、あの悲しいラストは無く」


…確かに、何かでその場面は見たように覚えているのだけれど…
はて、これは一体、何の場面を覚えていたんだ…?

昨日の記事に書いた、1962年版のラストでもないようです。

考えられるのは…金田一少年の事件簿か…?

このラスト、知っている方、ご一報願います。


で、改めて書くまでも無く、この映画はアンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカルの映画化です。

映画を見た直後感想でも書いている通り、オーバーチャーの、シャンデリアに灯りがともりつり上がって行くのと共に息を吹き返していく、オペラ座。
あの映像に息を飲んだものです。

…あと、昔の感想で、「ひとりでにシャンデリアのハンドルが回り、釣り上げられていく」と書いてますが、ちゃんと人がいて釣り上げてました。
うん、記憶って曖昧だね(笑)

「長ーーーいマントを華麗に翻し、闇へと消え去る姿が私のツボに入りました」
今も昔も変わっておりません。
劇団四季のファントムでも、マント翻す姿にキュンとしてましたから。

ミュージカルと違う場面は、いろいろあります。

オペラ座の天井部(?)で、不審に歩き回る人の姿だとか。
ミュージカルにない、地下での、ファントムの独り言だとか。
そーっと小道具に細工しちゃう場面とか。
地下ファントム部屋に鏡があるとか。

ファントムがオペラ座地下に隠れ住むようになった理由と、マダム・ジリーの関係。
…マダム・ジリー、かなり良い人。

墓場での決闘。
…ラウルってば、裸馬に乗ってクリスの所に駆けつけちゃう、本当に王子様ですよ。
そして、髑髏の付いた剣で相手になるファントムも、もちろんカッコ良い。

何と言っても、シャンデリアの落ちる場面が違う!

ミュージカルは、大道具係のブケーの死体ブランで、会場騒然!
屋上に逃げたクリスティーヌとラウルの告白シーンを見て、ファントム哀しみからの大激怒、でシャンデリア落下!

しかし、映画版は、ファントムの書きあげたスコア「ドン・ファンの勝利」を演じている最中、ビアンジに成り代わりファントムがクリスティーヌの相手役を演じている最中、気づいたクリスティーヌが、ファントムのマスクをはぎ取る。
待ち構えていた警察、並びに、ラウルが取り囲む。
それをモノともせず、怪盗のようにクリスティーヌをかっさらいながら、縄やらワイヤーをババっと蹴飛ばしたり何なりして、シャンデリアの鎖がガラガラと解かれ、落下していく!
というものでした。

うん、やっぱり、オペラ座の怪人において、シャンデリアは落下しなくちゃダメよね。
その点だけ、ロンドン25周年記念のDVDは不満だったのよね…。

それは置いておいて。

そして、悲しいのは字幕。
日本語訳がおかしいとか、そういうのは、どうでも良い。
(本当は良くないんでしょうが)

ラスト付近では、クリスティーヌを助けに来たラウルと、さらわれたクリスティーヌと、ファントムの声が入り乱れてて、正直、字幕にしずらい、というのは理解できます。
ものすごーーーーーく、わかります。

が。

ラウルのセリフに字幕つけなさすぎ…。
あれじゃあ、ただ単に命乞いする若者になっちゃってますよ…。
ちゃんと「命は惜しくない」、「クリスティーヌ、僕を見捨てろ」って言ってるのにねえ…。

そして、ファントムが姿を消す場面…。
あれは…ミュージカル通りにやって欲しかったかな…。
…鏡をすべて割る演出は、嫌い、って人もいるけど、私は好きだけどな。
でも、やっぱり姿を消す演出は、ミュージカルの方でお願いしたいです。

EDの、オークションが終って、年老いたラウルが、亡き妻(クリスティーヌ)の墓参りに行った所の、バラの演出はステキですよ。

過去日記でも書いてあるように、黒沢監督の「天国と地獄」の色の付け方!
…いや、あれより自然に着色されてますよ?(笑)

モノクロと、カラーの使い分けが、とても上手い映画です。

それから、ヒロインが16歳と、とても若い!
ジェラルド・バトラーは、かっこよすぎて、マスク取った後でも、そんなに見苦しくないです。
あと、過去日記にもあるように、手の動きがやったらセクシーです(笑)

こういう感想を持つのも、劇団四季版を生で見て、ロンドン25周年記念公演をDVDで見たから、なんだろうなあ…。

それと…アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽が、一番馴染んでしまっているんだよね、私に。


今回、あえて、あらすじを追った感想にはしておりません。


----------------------

後々知った事なのですが。

日本語吹き替え版のファントムは、私がまだ聞いていない劇団四季の高井ファントムで、ラウルが佐野さんという、夢の共演版だったとか!
(佐野さんは、最近はファントム役なのですが、元々はラウルを演じていたとか…しかも、とてもステキだったとか言う噂を聞きまして)
Blu-ray コレクターズ・エディションに収録されたとか!?
……買っていいですか……
| comments(0) | trackbacks(0) |映画版「オペラ座の怪人」感想3・ジェラルド・バトラー主演 | category: オペラ座の怪人 |
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