徒然なる・・・

たわいのない日常雑記やらネタの下書き
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# 絶賛、かぜっぴき
最近、かなり不規則な生活をしております。
そんな中、前月末に夫クンが風邪をひきました。
熱はなく、咳が出て、声が出ない、という症状でした。
医者に行き、薬とうがい薬を処方してもらい、およそ一週間後。

私が風邪をひきました。


先週火曜日、整骨院から帰って来て、梅田でやってるピーターラビット展でも見に行こうかな、と思ったのですが。
どうにもお腹が痛い。
うむむー、お腹が痛いまま外出して、(多分)すごい人混み行ったら、ますますお腹痛くなるかも…。
と思ったので、大人しく家にいる事にしたのですが。

酷い寒気。
…まだまだ寒いよね、と湯たんぽ用意して、毛布にくるまる。(着る毛布、と言い張る私)
そして、いつの間にか横になって寝ていましたが、全身の筋肉痛と酷いだるさ。
…あれ?これって風邪っぽい?

と、だるい体をひきずりつつ、医者へ。

37.7、ちょっと熱がある。
いつから?と言われ、ついさっき、と答える私。
それを聞いてインフルエンザ検査をする医者。
幸い、インフルではなかったので、ひとまず安心。

薬も出してもらったし、これ飲んで寝てれば治るでしょ。
と高をくくったのですが。

熱は下がったものの、喘息かよ、というくらいの咳。
そして出ない声。
それが4日前、そして今に至っております。

一昨日、もう一度医者に行き、うがい薬やのど用シロップ薬も出してもらったのですが。
声は出ないままです。

夫クンも、まだ、たまに咳をしております。

なかなかよくならない二人でございます。



レリゴー。
昨日、地上波放送してたみたいですね。
…あれ? レリゴーという題名じゃない?
まあ、通じるなら、それで(笑)

しかし、フジテレビさん、何やらエンディングでやらかしてくれたようですね。
余韻もなにもかも吹っ飛ばすような、特別映像を流したとか。
ただでさえCM多くて地上波はなあ…と思うところへ、エンディングを潰すなんて…。
映画はエンドロールを含めての作品、というのが多いというのに。
…見て無くて良かった、と思ってしまった酷い人です。
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# 「美女と野獣」観劇したよ
昨年9月に、「ウェストサイドストーリー」観た直後に、チケット予約した「美女と野獣」観てきました。

観劇の日付を忘れかけていて、危なく「魔法使いの嫁 星待つひと 中編」を見に行くところでした。
前の日に気が付いてよかった。
(「魔法使いの嫁 星待つひと」は明後日までなので、見に行かずに終わってしまいそうです)


美女と野獣、ディズニーアニメのミュージカル化というのは知っていました。
ですが、本当にそのまんまだとは思いませんでした。

細かいセリフや設定の違いはあったけど。
アニメの方では、王子様が野獣にされたのが遥か昔のような語りだったけれど。
こちらは10年くらい前の事、みたいな語りでした。

お城の召使たちがどんどん人間らしさが消え「物」へと変っていく様とかもあって、うん、それは焦るね、とわかりやすかったです。

舞台装置がど派手でした。
全体的に大がかりだし。
アニメでも見所だった食器たちのダンスシーンは「…宝塚…」と呟きそうになったくらいでしたよ。
(明るい照明に、電飾ピカピカ、火花しゅばば)
うん、この大がかりな感じなら、美女と野獣のチケ代がウェストサイドより高かったのはわかるわ。

ラスト付近では野獣、宙づりで回るしね…(謎感想だが、多分通じてくれると願って)


札幌で見たオペラ座の怪人でファントムやってた佐野さんの声と演技に圧倒されました。
そして札幌公演終了後、佐野さんが美女と野獣で野獣役やったと聞きました(直後の仙台公演)
そのため、頭の片隅に、野獣=佐野さん、という刷り込みがあったのでしょう。
また、ディズニ―アニメの山ちゃん先生の渋い声の刷り込みもあったのでしょう。

今日見た野獣役の田邊さん(この邊であってるのかな…)のトップテナーの声に「…あ…れ…」と思ってしまったですとよ。
いや、テナー声の野獣もいいですよ。うん。
頭の片隅にあったイメージと違ってて驚いたって話ですよ。
野獣、若い感じの人でした。

あと、幾分精神的に幼い感じがしました。
一人称が僕だし。諸々の動作や思考が若干子供っぽいし。
…それが可愛かったけど。
「夕食を一緒に食べろ!!……(小声で)お願いします…」とか。
ベルが頑固なのに対して、召使たちに「(どうすればいいの!?)」とオロオロとうろたえ、挙句、地団太踏んじゃうとこととか。

野獣と一緒には食事をとらない、と頑なな態度のベルに「じゃあ食事をとるな、飢えろ!」と言った後の深夜に、
「これ、食べてくれるかな…」と、いそいそとケーキ(かな?良く見えなかった)を持っていくところとか。
(結局、部屋にベルはいないし、城を歩き回っているベルが「あの人(野獣)がいなければ良いお城よね」みたいな事を言っていたのを聞いてしまい、食べ物の乗ったお皿をぶん投げて捨ててしまうけど)

怪我を手当してもらっている時の「痛いよ!」というセリフとか。

その後の、怪我部分から顔そむけて(痛いの我慢、痛いの我慢…)という仕草とか。

威圧的な態度よりも、そういうのが目につきまして…。
野獣、かわええ………となりました(笑)


……やっぱり、佐野さんの野獣、見たかったな………
過去に戻って仙台公演見に行きたいな。


気になるところがないわけでもなく。
前半ラスト、野獣がベルへの思いを歌うのですが。
…たった一日でそこまで想い焦がれるものかい?とか思ってしまったり。

悪役ガストンとその手下、彼らに丸め込まれる医者の三重唱で、声量のばらつきからか、バランス悪いな、と思えたり。

……野獣、台詞部分、ちょっと棒読みな箇所ないか?と思えたり……

まあ、それはそれとして。

楽しかったです!



観劇終わったらロビーにバラの花がありました。

美女と野獣

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# 「本能寺ホテル」観ました
公開前に作家の万城目学氏が、映画のシナリオ書いたら全ボツくらった挙句、文章パクられたらしい、という話が流れてきていて、それがこの作品じゃないか、と言われていたのですが。

まあ、それはそれとして。
見てきました。
…実は上映開始を忘れていて、見るのを忘れる所でした。

本能寺ホテルのエレベーターに乗ると、何故か、約400年前の本能寺へタイムスリップしてしまう、という話。
乗るたびにタイムスリップするわけでもなく、行ける時と行けない時がある。
タイムスリップの鍵は、映像と音でとても分かりやすくできてました。

えーと、綾瀬はるかが天然系の女性を演じてました。

堤真一さんが演じる織田ノブノブがかっこよかったです。

話自体は、ひねりが無いと言えばそうなのですが。
時代考証とか、信長の呼び方とか、細かい事言いだすとキリがないのですが。
でも、単純明快で面白いんじゃないかな、と思った次第です。

綾瀬さんの「大河ドラマで見た!」とかいうセリフが出て来て、おいおいフジテレビ…とか思ったりもしましたが。

あと、金平糖おいしそうでした。



若干のネタバレ的感想。

本能寺の変では、織田信長の死体らしきものは見つからなかったはずです。
(森蘭丸も)
映画内でも、一度、そういう説明が出て来ていたと思っています。
だから、最後の最後は、ヒロインが現代に二人を連れて来ちゃうんじゃないかと思ってたのですが、そんな事はありませんでした。

まあ、現代に来てたら、いろいろ大変そうですが…。
ノブノブなら何とかやってけそう、とも思っていたので。




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# 「僕だけがいない街」アニメの方
TUTAYAで「僕だけがいない街」アニメを借りてみました。

原作はとっくに手放してしまっています。
アニメ見てて、あ、原作読み返したい、と思っても手元にない、というね(笑)
だから、原作とどう違っているのか、というのは、あまり思い出せなかったのですが、おおむね、わかりやすいし面白かったと思います。

ラストの、犯人と主人公の対決は、原作の方が二重三重の騙し合いというか、読んでいてハラハラしました。
細かい部分は覚えていないものの、アニメとは全く違っている、というのだけはわかりました。

でも、それはそれなりに面白かったです。
原作の「僕だけがいない街」の意味をちゃんと使っていましたから。

…実写版の方はタイトルの意味をまるっきり意味を違えた終わり方をさせたと聞き、観る気を失いましたので。


…アニメの主人公(大人版)の声が若干、棒だった気はしましたが…
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# テレビ放送してた「屍者の帝国」
豆まき!
殻付きピーナツをまいて回収。
食べるのは味付きの炒り大豆です。


さて。
先日テレビ放送してた「屍者の帝国」を録画して見ました。

原作未読です。

ここ数年、この作者の作品(と言っても3作品しかないのですが…)が書店に並ぶなあ、と思っていたら、3作品全部アニメ化というね…。
興味を持ったものの、アニメ見たから読むのかよ、メディアに踊らされてさ、みたいな思いが自分にあるものですから、読むのを躊躇したまま、アニメ見たわけです。

感想。
うん、わからん。

あらすじを書こうと思ったけれど、複雑に入り組んでて、私では無理。

19世紀末、ヴィクター・フランケンシュタインによって屍体の蘇生技術が確立された世界。
屍者が労働者として働いている。
フランケンシュタイン博士の作った屍者(ザ・ワン)は意志を持った屍者だったが、労働者として使われている屍者は意志を持たないものだった。

主人公はワトソン。
友人のフライデーを「意思を持った屍者」として蘇らせたいと願っている、が、甦ったのは、やはり意思を持たない屍者だった。

なんやかんやいろいろあって、てんやわんやあって、世界がみんな屍者化する事態になり、ザ・ワンも含め、いろいろドンパチやる事になります。

という話。

途中から説明ぶん投げたのは、明らかです。

でアニメ。

絵はきれいでした。
きれいすぎて、屍者作る描写が私にはエグかった…。

そこそこ重量のある小説(らしい)を、2時間程に詰め込んだものだから、展開が早いし、置いてけぼりにされるところも…。
(私がついていけてないだけ?)

ラストのワトソンの行動が、何か不明…。

ということで、原作読まなくちゃ、という気にはなりました。

アニメの方は、原作を元にしたプロによる二次創作、という位置づけらしいので。
(制作側がそういう意味の事を言ったとか言わないとか…?)
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# 「心が叫びたがってるんだ」…
前回の記事が12月末で止まってますね。
ものすごく遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もゆるゆる更新していきます。

さて「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」略して「あの花」を以前見て、泣きそうになった事があるのですが。
そのスタッフたちが作ったアニメ映画「心が叫びたがってるんだ」略して「ここさけ」を借りてみました。
どうでもいいですが、ここさけって…何でもかんでも略せばいいってもんじゃないですねえ。
その点、昨年ヒットした「君の名は。」と「ゴジラ」はそれ以上略しようがないのでナイスですね。

その「ここさけ」ですが…(ここは酒場ですも略せばここさけになるよなあ…)

「だから何なのよ!?」
と私の心が叫びたがってました。

んー、設定は面白いと思ったんですよね。
途中まで面白いと思えてたんですよね。


以下、ラスト付近に関するネタバレ。



でも、ダメダ…
失恋したからって、今までクラス全体で苦労して頑張って準備してきたものを、本番その日に無断バックレするヒロインは受け付けられん。

しかも、何のこうの文句言って、戻ってきたヒロインに優しいクラスメイト…。
ありえんだろ…。

うーん、上・中・下くらいに分けて作られた作品だったら、もうちょっと楽しめたかなあ。

クラスの出し物(地域交流会でやった出し物)ミュージカルの歌は全部聞いて見たかったかもなあ。


あと「僕だけがいない街」のアニメ版、一巻だけ見ました。
あ、これ小学校時代のリバイバル二回はやる尺ないね…と見た瞬間わかりました。
アニメ全部見終わったら、マンガ読み返そうかな…全巻売り払ったけど(笑)
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# 「私は真悟」観劇
楳図かずお原作の「私は真悟」
これがミュージカルとなって、京都で公演されるというので見てきました。
・・・クリスマスの日に!!(25日に)

「私は真悟」
これ、私が高校生の時、NHK-FM放送の「サウンド夢工房」という深夜の番組内で、ラジオドラマとしてやっていたのを聞いてたんですよ。
とてつもなく壮大な話だけど、最後はほろ苦く、悲しい終わりだったなあ…と。
で、終わり方が、あまり納得できなかったし、「サウンド夢工房」でラジオドラマ化される作品は、原作が未完なものも多かったので、てっきり「私は真悟」も未完な作品だったんだろうなあ、と思ってたのですが。
どうやら違ったようです。

…うん、楳図かずおさんの作品って、なんかモヤっとする終わるもの、結構あるからね!

そんな私は原作未読で、そのラジオドラマしか知りません。
…まあ、話の大筋はわかっているはずだし、ラジオドラマは結構ワクワクして聞いていた記憶があるので、楽しみでした。

で、ミュージカル版。
演出・振付 -は、フィリップ・ドゥクフレというフランスの人。
なかなか、モダンな演出で、おお!と思う所が多々ありました。
舞台の傍らでモニター駆使すると事とか。
機械音の使い方、とか、人の声の合成の仕方、とか。

主演は高畑充希さんと門脇麦さん。
…お名前は知っております。
すごい有名人の演技見てきたーという思いがないのは、私が芸能人に疎いせいです、ごめんなさい。

内容に触れない感想を言うならば、ミュージカルではなく、演劇にして欲しかったかな。
…あー、でも、そんなに歌って踊る、という場面は多くないので、ほぼ演劇ですかね。

うん、悲しい結末はラジオの時と同じでした。
でも、少し、じんわりと優しい終わりだった、と思います。

見れて良かったです。
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# 「オケ老人」
オケ老人、という映画を見てきました。
オケ、です、オーケストラのオケです。
ボ・、ではありません。

若い女高校教師が、とてつもなく上手い楽団の梅が丘フィルハーモニーと、老人だらけのアマチュアな梅が丘交響楽団と、を間違えて入団してしまう話。

チラシを見た時、これは楽しい映画に違いない、と思いまして。
うん、予想通り楽しかったです。

指揮を全く見ず、勝手気ままに演奏し、今日は〇〇小節まで演奏できたぞー!というような嬉しがり方をするような、下手さ加減の梅が丘交響楽団。
もう、最初の音のガタガタさ加減を聞いただけで笑えてきました。

その分、上達していく様は、本気で感動してしまいました。

あとね。
新世界交響楽、これ、私の大好きな曲なんですよ…
高校の時、これ、私たちも演奏してるんですよ。
その練習風景とかの映像だけで、涙腺緩みそうになって…年を取ったなあ、私(笑)

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# 天橋立行ってまいりましたよ
8-9日と、天橋立に行ってまいりました。
これで日本三景、全て制覇です!

車で行ってきたのですが、夫クンが運転している最中、寝コケる私…。
運転している夫クン、ごめんね。

泊りがけで行ったのは、午前中、私がバイトあったため。
そして、京都丹後鉄道も数駅回るため、です。

京都丹後鉄道には硬券切符が売ってあります…。
はい、夫クンの趣味ですね!
丹後鉄道の貢献切符は、淡いピンクの模様があって、華やかでした。
普通の、無地のもシンプルでカッコイイですが、この華やかなのも可愛いですね。

8日は、加悦SL広場という所にも行って、昔のSLなども見てきました。
雪かきラッセル車の運転席に登れたりできて、楽しかったです。
他の場所で、展示されているSLの運転席や車両には乗った事あるけれど、ラッセル車は初めてですよ。
雪をかくために、若干、高く作られている気がしました。


で、8日は天橋立に到着したものの、観光はせず。

宿泊した「みゆき」という旅館は、3組のみ限定で宿泊できる、というお宿。
カニ料理がすっっっごく美味しかったです!!
おかみさんも、旦那さんも、丁寧な方でしたし。
良い旅館です。


9日は、いよいよ天橋立ですよ。
若干、雲が厚かったのが気がかりでしたが、ケーブルカーで笠松(だったかな?)へ上り、又覗き発祥の所で股覗きをしてきました。

レンタサイクルで、天橋立を通り抜け。
…道の両側が海、という、何か不思議な感覚の道でした。

ビューロランドなるところにも上り、ここでも股覗き。

知恵の輪なる石灯籠があるのですが、その輪の中に瓦を投げ入れると願いがかなうらしいです。
が、私が投げてみた所、まったくの見当違いの方向と場所へ飛んで落ちていく……。
後ろにいた、黒服のリーマンのオジサンたちに爆笑されてきました。
自分でも「こりゃ酷い、ノーコンにもほどがある!」と大笑いしてきました。

文殊さまのお寺があり、それちなんで知恵餅なるものを買って、さあ、帰りましょうか、という時に雨。
しかも結構酷い降り。

観光中に降らないでくれてありがたかったです。


そんなプチ旅行、すごい楽しかったです!

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# 「この世界の片隅に」を見てきました
こうの史代原作の「この世界の片隅に」を見てきました。
席がほぼ満席…いや、本当に満席だったかも、という状態でして。
すごい人気なのだな、と…。


こうの史代の漫画と言うと、「夕凪の街 桜の国」というものがありまして。
私は、これしか読んだ事がありません。
広島で被爆した女性の話なのですが、ほんわかした絵柄と、淡々とつづられる話。
最後に胸をえぐられるヒロインの言葉で、私など泣く事すら許されない気がした漫画でした。
(原爆症で刻々と死に向かうヒロインの目が見えなくなった時
「十年経ったけど、原爆を落とした人は私を見て『やった!また一人殺せた』とちゃんと思うてくれとる?」と心の中で呟くシーンがあります、…あんまりだ…、と絶望的気分になったものです)


さて。
「この世界の片隅に」
こちらも戦時下の広島の話です。

こうのさんの絵柄そのままでアニメになっており、ほんわかした登場人物たちが、日々を暮らしていきます。
日々の暮らしは、やはり淡々と描かれていています。
食事の準備や、食卓を囲む風景が幾度も幾度も出てきます。
戦争が進むにつれ、その食卓上に並ぶもの、配給で手に入る物は刻々と変化していきますが、とてもおっとりとした性格のヒロイン・すずさんの言動で、所々、クスリと笑えるシーンも多いのです。

増えていく空襲警報。
疲弊していく人々。
衣食住は、どんどん乏しくなっていく。
それでも日常は続いていく……。


その日常を大きく揺るがす事件が起きてしまうのですが。
ヒロイン・すずさんは絵を描くのが大好きです。
そして、一緒に住んでいる姪っ子も大事にしています。

それら両方を失ってしまう事が起きてから、映画の中の背景の描かれ方が違ってきます。
左手で絵を描いたかのように、不安定なものになっていくのです。

右手を失った時のすずさんの繰り返され、被せられるモノローグは、心の中の神経があるなら、それを一つ一つ逆立てるようになでられた感じがしました。
ここで「夕凪の街 桜の国」を読んだ時を思い出したものです。

右手を失くしても治りが早くて良かった、空襲で家についてしまった火が燃え広がらなくて良かった、というけれど、何が良かったのか、わからない、というすずさんのモノローグ。
「良かった」事が何なのか、「良かった」とはどういう事なのかが、わからなくなってしまっている感覚。

それでも、日々の生活は続いていくわけです。

歴史を知っているなら、訪れる8月6日と、8月15日。
玉音放送を聞いて、感情を爆発させるすずさんのセリフは、戦時下にあっての歪んだ思想を端的に表しているのか、と思いましたが、何というか、いろいろとそうじゃないんだな、と…。


ラストで、すずさんと旦那さんの周作さん(すずさんを本当に大事にしている愛妻家)は、戦争孤児を拾い、家へ連れて行きます。
その子は無事に迎え入れられ、エンディングロールへと続いていくのですが。
すずさんが、その子へ裁縫を教え、お義姉さんと、すずさんと、その子が、お揃いのモチーフを使った服を着る場面がありました。

戦争が終わっても、一日一日は繰り返されて、少しずつ変わっていきながら続いて行くんだよ。
そんな風に思えた作品です。


号泣する人が多いようですが、私は、泣くというよりも、じんわりといつまでも続く感動を覚えた作品でした。


あと、エンディングロールに、クラウドファンディングに参加した人たちの名前が、だーーっと出て来るのですが。
見知った漫画家の名前がちらほらありました…。
漫画家にとって、利き腕が無くなったというシーンは、どういう風な思いで見ていたんだろう、とか、そういう思いも突き刺さるものでした。





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